2014年10月11日土曜日

雨の走行のあとには 3

おはようございます。

台風18号、久しぶりに強烈でしたね。久しぶりの関東上陸でした。

と思ったらまたしても最大級な19号が襲来する予報。。。。

連休中にツーリングを予定されていた方も変更せざるを得ない状況です。
(私もそうです)

みなさん、充分な台風対策をお願い致します。

連休どこにも出かけられず部屋でボーっとしてるのもなんなんで
今日もメンテナンスしてみますかね。

今日はキャリパーの清掃をしてみたいと思います。
雨に関わらず、乗れば必ず汚れる箇所です。マメにメンテナンスを行うことで
各部の不調の改善や、コントロール性の向上、シール類の寿命が延びます!

ご注意:ブレーキ廻りの整備は、整備資格所持者、認証工場のみが作業する事が可能です。
     整備資格のない方などは、分解整備作業終了後14日以内に陸運支局へ持ち込み
     点検を受けることが義務付けられております。
     作業を行う場合は、ご自身の責任において行ってください。
     本ページは、無資格の方や、整備知識のない方へブレーキ関連の作業を推奨するもの
     ではありません。
     本ページを参考に起こった事故などに対しては、一切の責任を取りませんのでご承知おき
     ください。


キャリパーを取り外して、まずはブレーキパッドの状態を把握します。
残量などをこの時確認しましょう。
溝が掘られていますので、この溝がなくなる前に交換するのがベターかと思います。
一部社外のブレーキパッドの場合、この「溝」がそもそも無い物もあります。

この「溝」ですが、パッドとディスク面のゴミを受け取り、この溝から排出する機能もあったりします。


で、今回作業に使うお掃除グッズはこれです。
バケツには、ぬるま湯が入っております。
ぬるま湯と、中性洗剤がベストです。
パーツクリーナーなどで洗浄する方がいらっしゃいますが、キャリパーの塗装面や、シール面を
痛めてしまいますのでオススメしません。
ダストシールを持たないレーシングキャリパーなんかですと、特に使ってはなりませんね。

で、こんな感じに中性洗剤をつかって、ブラシでゴシゴシと洗います。
上の取り外したパッドと洗浄後のパッドの違いお判りいただけますでしょうか?

キャリパーの内部もダストで汚れてますね。
バケツに突っ込んで、洗剤でゴシゴシとブラッシングします。

こんな感じにキレイにします。
キャリパーピストンの側面の汚れを特に念入りに洗います。
で、ピストンをもみだして、4個あるピストンが均等に動くようにしましょう。

元通りに組み立てが完了したら、必ずブレーキレバーを数回握って、タッチを出してくださいね。

では~