2014年9月20日土曜日

雨の走行あとには その1

おはようございます。

これから秋のツーリングシーズン到来ですね!
紅葉や、おいしい食べ物目当てにちょっとぶらり。一泊で温泉なんてのもいいですね!
なんといっても気候的に走りやすいです。

ですが、台風が来たり、秋雨前線にぶつかってしまったりと、雨に遭遇する確立も
上がる時期です。
夏場の様なゲリラ豪雨でないだけマシですが、事前に計画を練るツーリングなどは
予定日に近づくに連れて、天気図とにらめっこな私です。

と言う訳で、雨の日に不本意ながら走行したバイクのメンテナンスしてますか?
もちろんバイクは雨の中を走行することも想定して造られていますが、
メンテナンスをするのとしないのとでは、バイクの寿命が大きく変わります。

メンテナンスの基本中の基本!
それは洗車です。洗車をすることで普段なら気づかない不具合を発見することもできますし
じっくりと洗う事で各パーツの寿命に大きく差が出ます。

では早速、洗車してみましょう!

用意するもの
①洗車用スポンジ(ホームセンターなどで手に入ります)
②バケツ(安いもので十分です)
③洗車用カーシャンプー(オールカラー用で問題ありません。)
④洗車ブラシ(安いもので十分。小さいものの方が良いです)
⑤水(水栓の近くで行いましょう!)
⑥ふきあげ用のタオル(セーム皮でも良いです)

さ、濡れても良いような靴などに履き替えます。

まずは、ホースの先をちょっと潰して、水の勢いをつけて
全体的に、上から下に向かって車体全体を水で洗います。
砂埃などを水の勢いでまずは落とします。

水洗いが終わりましたら、バケツに予めカーシャンプーを入れてから
この様に、水を使って泡立ててください。
泡が多ければ多いほどGOODです。

泡立てが完了しましたら、シャンプーの混ざった水をスポンジに
たっぷりと吸わせて車体を洗ってきます。
シャンプーはあまりケチらないでください。
たっぷりの泡で車体の上からまず洗います。
なぜ下を先に洗わないかと言うと、下は比較的泥汚れが激しいです。
先に汚い方を洗ってしまうと、スポンジがよごれてしまい
上の比較的汚れていない部分の外装に磨き傷を残してしまうリスクがあるからです。


1セクションを洗い終えた時点で片手にホースを持って、追いかけるように
水で流してください。
日差しの強いこの時期は、洗っている面がすぐに乾いてきます。
そうすると、染みが出来てしまいますので、絶え間なく塗らして置く事を
心がけるのがコツです。

ホイールなどの足回りや、マフラーなどの複雑に入り組んだ場所は
洗車ブラシを使って洗います。
専用のクリーナーも販売されていますが、
まずはここで大まかな汚れを落としてから更にクリーナーを使うと
より効率的です。


一通り洗い終えたら、再度水で全体を流します。
それからふきあげを行います。
画像ではタオルを使っていますが、ゴワゴワなタオルでふきあげるのは
やめましょう!車体がキズになります。
セーム皮と言う合成の吸水性の優れた物も市販されています。
そちらでふきあげる方がよりベターだと思います。


これはもっている人で無いと使えない技ですが、
エンジン周りの奥まった箇所に溜まった水や、
キャップボルトの穴に溜まっている水をエアガンで吹き飛ばしてしまいます。
エアコンプレッサーをお持ちでない方は、長時間の使用は出来ませんが
ホームセンターなどで販売されているエアスプレーを代用することも可能です。
ですが、エアガンのように長時間、高圧の空気を出すことができませんので
ある程度穴に溜まった水をタオルなどに吸わせて、最後の一吹きで使うと良いですよ。


最後にお好みのワックスやコーティング剤などで磨きます。
私は、安くてノンコンパウンドのこのクリームを愛用しております。
磨き傷などが気になる場合、市販のカラーカットなども有効です。
しかし、コンパウンドで薄皮を一枚剥がしている事を頭においてください。

磨いているときなどに気づかなかった外装の割れや、ボルトの緩みなんかに
気づくことも珍しくありません。
埃にまみれていては、まず作業を行うにも手が派手に汚れますし
まずはキレイにすることが大事ですよ。