2011年5月21日土曜日

Ninja250RのウインカーをLEDにしてみよう その4

こんにちは。営業Hです。
今日もいい天気ですね!明日は残念な事に雨らしいです。
こんな日はバイク乗りたいですね~。
ちょっと暑い位が走ってると気持ちいいんですよね!
(止まるとHのバイクは地獄ですがw)

さて、今回でNinjaのウインカー交換も最後にしたいと思います。

今回は、Ninja250RをLEDウインカー化する上で最大の山場であります
インジケーター廻りの作業です。

ご覧お通り、Ninja250Rにはウインカーのインジケーターが一個しかありません。
つまり、左にウインカーを出しても右にウインカーを出してもインジケーターは
一個しかありませんから、同じインジケーターを共用してます。

ビックバイクやツアラーなんかですと、インジケーターも左右で独立してたりします。
例えばHのGPZ900R。




GPZは左右で独立してウインカーのインジケーターが存在してます。
このように左右で独立したインジケーターを持っている車輌は今回のお話は関係ないのですが、
Ninja250Rのように左右を一個のインジケーターで点灯させている車輌は
これから下に説明するような作業が必要となります。


そもそもインジケーターはどのようにして作動しているのでしょう?
インジケーターを一個で制御している方式には直列式と並列式が存在します。

直列式と並列式の見分け方は、ウインカーを作動させれば見分けることが出来ます。

ウインカーと同時でインジケーターが点滅している→直列つなぎです。
ウインカーと交互にインジケーターが点滅している→並列つなぎです。

ちなみにNinja250Rは直列つなぎとなります。

インジケータースタビライザーです。



見にくくてごめんなさい。
拡大してもらえば見えると思います。
インジケーターの動作原理を簡単にまとめてみました。
LED化する事により、一個のウインカーあたりの消費電力が抑えられるために
インジケーターが誤作動してしまうんですね。
この辺は、オームの法則・キルヒホッフの法則ってやつがからんできますので
ご説明は割愛します。
ま、こんなもんだと思ってください。
ようは、一個のインジケーターがために誤動作してしまうのを
断ち切ってしまえばいいんです(ばっさりとねw)

ぎゃああw
やってしまいました。新車なのにw
純正メーターに収まっているインジケーターの配線をぶったぎってやりました切断しました。

切断したインジケーターに「インジケータースタビライザー」を取り付けます。


Ninja250Rの場合、インジケーターは左右のウインカーの+配線から取り出されてます。
どちらか一方を赤にしてもらえばOKです。

ちょっと見にくいですが、赤色から二股になっている黒い配線を切断した緑とグレーにワンタッチカプラーで
接続して下さい。

インジケーターに取り付けた一方の黒い配線は、アースとなりますので車体にアース配線して下さい。

Ninja250Rのアースポイントとして、画像中央部にある車体左側のボルトから取り出す事が出来ます。

さ、ここまでくれば後はメーターを組み付けて
サイドカウルを元に戻すだけです!
もうちょっと頑張りましょう!


サイドカウルを元に戻して配線類を接続し終えたらあとは動作確認だけです。
あ。その前にフロントのウインカーの位置を決めて付属の両面テープでしっかりと固定して下さい。


ウインカーを左右動作させてキチンと点灯するか確認して下さい。
問題なければこれで作業終了となります。

作業時間としてはおおよそ1.5h位でゆっくりやっても完了しますので
落ち着いて作業しましょう!
あわてるとロクな事が無いです。


お役に立てたかな?


では。