2012年6月11日月曜日

GPz900Rボアアップ作戦

こなさんみんばんわ!(YMOなんてしらないよね・・・・w)

みなさんこんばんわ!

昨日は猛烈な暑さの中、お台場でイベントがあったので、ちょいと疲れ気味。
イベント前は準備とか車輌製作とかで自分でも訳が判らない程ハードでした。
で、イベントも終わりひと段落したところで

ついに着手!
(ボアアップをガチでやりその効果をみなさんにお伝えする企画!)
そもそもボアアップとか内燃機の整備とか改造とか
難しくないのか?とお思いの方もいらっしゃるでしょう。

はっきりいいます!
難しくはないです!でも大変です!(どっちじゃ??)
プライベーターの行く手を阻む問題。
それは、
①バラして保管する場所。
②各種特殊工具が必要な事。
③ある程度のスキルとイレギュラー発生時の対応(ネジ折ったりねw)
まあ他にもいろいろな壁があるっす。なんだかんだ言っても始まらないので

なにはともあれやってみないことには先に進めませんのでやります!


はい。いきなり登場のエンジンです。今回はエンジン降りてますが

ボアアップだけならフレームからおろす必要はまったくありません。
(っていうか今回の作業の写真をとり忘れているだけです(爆))

車載上で行う作業

①クーラントを全容量排出する。
②ウォーターホース(ラジエーターキャップ~サーモスタット間)のゴムホースを取り外す。
③ラジエーターを取り外す。(付帯作業として、ラジエーターとエンジンを連結しているホースも外します)
④マフラー・エキゾーストパイプを取り外す。
⑤エンジンオイルを排出する

がまずエンジンの腰上を空ける上での必須作業です。


次にカムカバー(ヘッドカバーとも言います)を止めているボルト6箇所を緩めカバーを取り外します。
車載上ですとアッパーカウルステーなどが邪魔になりヘッドカバーを外すのに苦労する場面もあります。
アッパーカウルをステーごと外しておけば作業スペースにゆとりが出来て楽にカムカバーを取り外せます。
(カウルを取り外さなくても作業は出来ます)
若干知恵の輪状態ですが、車体進行方向からみて(またがって)左側へカムカバーをずらして取り外します。


パルサーカバーを取り外して24ミリのメガネレンチを使って反時計方向へクランクシャフトをまわしながら
1・4の上死点を出します。
このとき、一番手前のカムシャフトがIN/EX共に外側を向いている状態にします。


カムチェーンガイドを取り外します。
取り外し終わったらカムチェーンテンショナーを取り外します。

カムチェーンがダラ~んとなったところでカムシャフトホルダーを止めているボルトを緩めます。
カムシャフトホルダーには番号が1~10までふってあります。
この番号は組み上げる時にも同じところへ番号が来るようにする必要があります。

一箇所だけ緩めないように全体に少しずつ力が逃げるように
外側のカムシャフトホルダーから内側へ順番に少しずつ緩めてください。
それと最後に、サービスマニュアルをキチンと熟読してからの作業をオススメ致します。
このブログでは細かい作業箇所までを書いておりません。
(書くのを忘れているとも言う(笑))


ブログのとおりにやったのに、書いてないから指示の無いボルトを緩めないで壊れた~!
などのクレームは受け付けません。
付帯作業、取り外して順などはサービスマニュアルに準じて下さい。
しつこいようですが、本ブログは作業抜粋編とお考え下さい。