おはようございます。
お客様の所へ新製品の紹介や、さまざまなご提案をしてくることが任務の営業チーム。
また、お客様のお店でどんなバイクやカスタムが流行っているなどの情報を収集してくるのも
営業チーム。
営業さんって、ただ「モノ」を売るだけにとどまらないんですよね。
もちろん製品がどんなプロセスで出来上がるとか、
製法・加工知識、はたまた金属に関する知識など、開発チームのような知識の深さは
必要ないけども、知っているのと知らないのでは大違い。
という訳で、今年より営業チームへ配属になったN海さんに修行してもらいましょう!
まずは、モノがどうやって出来るのか。
作るためにはどんな工作を行うのか。
その工作が大変なのかどうかを知っているのと知らないのでは
雲泥の差があります。
トークにも幅が広がるってもんです。
今回はTIG溶接を体験してもらいます!
点付けから、本溶接。また溶接電流のセッティング・アーク電流のセッティングなど
溶接機の基礎知識から、トーチの持ち方、ビードの作り方まで。
ちなみにN海さん、本日が溶接デビュー戦。
お手本を一箇所だけ私がやって、あとはN海さんが行います。
今回は、失敗しにくいT2.0のスチールで。
しかし、作業代が散らかってるな・・・掃除しよ。
一緒にトーチの先を見ながら、解けたタイミングと溶接棒を入れるタイミングを
教えます。
何度か早すぎてダマになったり、遅すぎて母材が解け落ちたりしましたが、
回数を重ねるとそれも無く、リズムを掴んだ様子。
しっかりと溶接されていれば、バイスで掴んで曲げても外れません。
ビードも割りといいじゃない!
TIG機によってはパルス制御で、人間はトーチを当てて移動させるだけで
キレイなビードを出せる機械もありますが、うちの機械にはパルス制御が
付いておりません。
なので、手の感覚でビードを作り上げていくしかない。
これだけ出来れば充分です。
アルミの薄い板材などはまだまだ出来ませんが(私も失敗しますw)
練習をしないことには上達はしないので、どんどん練習しましょうね。
と言うわけで、こうやって新人研修しておりますw
では。